この記事の要点

  • まずエアコンの設定温度を見直し、それだけで快適ならAutomationは不要です。

  • それでも操作が残るなら、普段いる場所の温度をセンサーで測り、SwitchBot Automationに任せましょう。

  • 暑さ・寒さが強い時間だけ設定温度を変えているなら、通常と強化の切り替えまで自動化できます。

  • 無料の自動化提案ツールを使えます。

疑問を抱いた表情 ラボちゃん

仕事や読書に集中していたのに暑くなって、エアコンを下げる。 しばらくすると今度は寒くて戻す。これ、毎日考えるのは少し面倒…。

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激しく同意です。まず設定温度を見直して、それでも操作が残るならAutomationへ任せたいですね。 お住いの地域や希望する室温から自動化を提案するツールも作成しました。

自宅の条件で冷暖房Automation案を見る

背景: 暑い・寒いと気づくたびにエアコンを触りたくない

仕事や読書をしている途中で「ちょっと暑い」と気づき、リモコンを探して設定温度を下げる。 しばらくすると冷えすぎて、今度は1℃上げる。 夕方や夜にまた調整する。 こんな小さな操作でも、毎日繰り返すと面倒ですよね。

まず試したいのは、エアコンの設定温度そのものを見直す方法です。 それだけで普段いる場所が快適になれば、仕組みを増やす必要はありません。 それでも室温を見て操作する場面が残るなら、 普段いる場所の温度をセンサーで測り、SwitchBot Automationへ任せる方法があります。 さらに暑さ・寒さが強い時間だけ設定温度を変えているなら、その切り替えまで自動化できます。

この記事では、「設定温度の見直し → 室温に応じたAutomation → 通常・強化まで分けたAutomation」の順に、 どこまで手間を減らせるか確認します。 最後に、自宅の地域・好みの室温・部屋の条件からAutomation案を作り、シミュレーションで室温の動きを確認します。

方法: 設定温度を見直し、残る手作業だけ自動化する

設定温度と、エアコン周りの環境を見直す

最初に試すのは、普段使っている設定温度の調整です。 エアコンは室内機が吸い込む空気から室温を測るため、 人がいる場所とエアコンが測る室温に3〜4℃程度の差が生じる場合があり、 設定温度を変えて快適になるなら冷房機能は正常です。1

設定温度を変えても暑い(寒い)場合は、 Automationを増やす前にエアコン周りを確認します。 フィルターの目詰まりや吹出口付近の障害物は、 エアコンの温度検知や空気の流れを乱します。1 冷えすぎる場合には風向・風量、空気の循環、窓際の日射や外気、 室温センサーの汚れなどを確認するとよいでしょう。2

一方、エアコンが窓際にあり日射の影響を受ける、 暖かい空気が天井付近にたまりやすいなど、 エアコン付近と普段いる場所の温度差が残る場合があります。 エアコン付近が人のいる場所より高い温度を検知すると冷えすぎる場合があり、 西日などの日射や空気循環もその要因になります。2 窓やエアコンの位置は変えられないので、 この差のために手動調整が残るなら、 次に外部センサーを使ったAutomationを検討しましょう。

ON/OFFするなら、普段いる場所の室温でAutomation

設定温度を決めても「暑くなったからON」 「冷えたからOFF」と操作しているなら、その判断をAutomationへ移せます。 ここでSwitchBotの外部センサーが必要になるのは、 エアコン本体付近ではなく、 自分が普段いる場所の室温を自動化の基準にしたいからです。

ON/OFFを任せた後も、「かなり暑い時だけ設定温度を下げる」といった操作が残る場合があります。 その調整は後から強化版として追加できます。 まずは基本のAutomationだけで始めます。

疑問を抱いた表情 ラボちゃん

室温や人の状態から運転を自動調整するAI機能を備えたエアコンもあるよね。 この経路なら、後付けAutomationを細かく作らずに操作回数を減らせる?

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たしかにその経路なら、後付けAutomationを細かく作らずに操作回数を減らせるかもしれません。 ただし、私が該当するAI搭載エアコンを所有していないので、実機で挙動を確認できません。 そのため本記事では比較・推奨の対象にせず、SwitchBotで後付けできる範囲を扱います。

Automationを作るために必要な情報

Automationに使うのは、普段いる場所の室温、屋外の気温、冷房・暖房で保ちたい温度です。 室温はSwitchBotの温度センサーで測ります。3 屋外の気温は、SwitchBotがベータ版で提供している屋外温度情報が使えます。 そのため、外気温を得るためだけに屋外へ温度計を追加する必要はありません。

屋外の気温が必要なのには理由があります。 というのも室温だけでは、同じ23℃でも「夏の暑い日に冷房したい23℃」なのか 「冬の寒い日に暖房したい23℃」なのかを分けにくいのです。 そこで、外気温を冷房側・暖房側の条件として併用します。

記事内のツールでは、地域、夏と冬に保ちたい室温、 断熱、冷暖房の効きやすさを入力します。 地域から過去の気象を取得し、 外気温条件の提案と室温シミュレーションに使います。 断熱と冷暖房の効きやすさはシミュレーション用の条件です。

提案は5本、登録は3本から始める

公開しているツールは、通常・強化の冷房と暖房、 停止の5本を提案し、その5本でシミュレーションします。

5本も自動化を登録するのは大変だと思うので、 設定はまず、通常冷房・通常暖房・停止の3本から始めるとよいと思います。 そして、真夏や真冬に必要なら提案済みの強化カードを追加します。 3本だけを登録する期間は、 「かつ」にある室温の条件のうち、通常冷房の上限、通常暖房の下限だけを外します。 外気温の条件と起動側の室温条件は残します。

強化カードを追加する時に、提案どおりの上限・下限へ戻します。 3本だけの登録は5本のシミュレーション条件とは異なるため、 強化が必要な季節には提案済みの強化カードを追加します。

通常カードをコピーして強化カードを作れるため、 同じ設定を最初から入力し直す必要はありません。4 室温と外気温の変化を「いつ」に置き、もう一方を現在の条件として確認します。 これで室温が先に変わった場合も、外気温が先に変わった場合も再評価できます。 毎日8時の再確認も入れておくと、 8時より前から条件を満たしていた場合に現在の室温と外気温を確認できます。5

結果: 提案の5本を季節に合わせて登録する

設定温度の見直しだけで快適なら、Automationは不要です。 もし必要な場合は、5本の自動化で年間の室温を確かめ、 実測した室温に合わせて自動化を調整していきましょう。 自分の部屋に合う5本のAutomation案は以下のツールで 確認してみてください。

このツールでは、夏と冬に保ちたい室温を入力すると、 通常・強化の冷房と暖房、停止の5本を提案します。 地域の過去気象を使い、5本で年間の室温を計算します。

地域
地点を選択してください

地図をクリックすると、その地点に近い気象観測地点をAPI側で選びます。日本では県境も表示します。海外の地点も選択できます。

夏26℃・冬21℃は初期値です。通常・強化の冷房と暖房、共通停止の5本を提案し、その5本で計算します。地域の気象から外気温の条件も提案し、室温と組み合わせて冷房側・暖房側を判定します。SwitchBotの屋外温度情報(ベータ)を使う想定で、屋外に温度計を追加する必要はありません。

オプション

通常は±1.5℃のままで使えます。室温の変動をより狭く、または広く見たい場合だけ変更してください。

向きは日射の簡易条件です。センサー補正が正なら、室内機付近のセンサーがその場所の実際の空気より高く読む仮定です。測っていない場合は0のままにします。

グラフは参考値なので、 最終的な調整は実際の室温で確認、更新してください。

考察: 設定値より先にセンサーの置き場所を確認する

温度センサーがエアコンの風や直射日光を受ける場所にあると、 室内全体を代表しません。 設定を何度も変える前に、普段いる位置に近く、 風と日射の影響が小さい場所で数日観察します。

シミュレーション結果にかかわらず、 実測で室温が保てない場合は、 設定温度を極端に変えずに温度計の位置、気流、フィルタ、適用畳数を確認します。 結果欄の快適性警告から、室温が保てないときの確認記事を開けます。 短い間隔のON/OFFが続く場合は、 同じ欄からAutomationと実機の動きを分けてチェックしてみてください。

喜んだ表情 ラボちゃん

夏と冬の設定をする方法に困ってたけど、外気温で条件を分ければいいんだね!

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最初の提案で合わなかったら、まずセンサーの位置と数日の室温を確認してみてください。短周期のON/OFFがあれば停止温度との幅を広げ、目標に届かなければ設定温度を0.5℃ずつ調整します。

Q&A

通常と強化を分けるAutomationは誰に必要ですか?

通常温度だけでは暑さや寒さが残る時間があり、強化する温度帯と停止条件を分けて調整したい人に向きます。

毎日8時の再評価があると、夜は温度で開始できませんか?

いいえ。8時は定時の再確認です。夜間も室温または外気温が設定した境界を越え、もう一方の条件も満たせば開始できます。

Take Home Message!

まず設定温度を見直し、それでも残る手作業だけをSwitchBot Automationへ任せます。

出典